10月福島県での活動報告① ほっこりプロジェクト冬休み保養〈単独〉相談会

日時 : 2019年10月26日(土)13:00~16:00

会場 : 福島県教職員組合・郡山支部会館 福島県郡山市桑野2丁目33−9

主催 : 浄土真宗本願寺派北海道教区 重点プロジェクト実行部会

協力 :  NPO法人みみをすますプロジェクト、ほっこり同窓会有志

台風19号の大きな被害に遭ったばかりの福島県では各地で多くの方達が水害や土砂崩れなどの復旧作業に追われておりました。そんな時期に開催するのはどうしたものかと悩みましたが「こんな時だからこそぜひ会いに来てください !!」と関係者のお母さん達から声が上がり予定通りの実施となりました。

北海道の人達から相談会用にと美味しい新米と秋野菜のご支援をいただき、今年はその受け取りと搬入をほっこり同窓会のお母さんが担ってくれました。前日の鍵の受け取りや当日の鍵あけも別のお母さんが担当してくれました。この日朝一番の仙台行き飛行機で北海道からやって来たスタッフ達は早速会場でプレゼント用のお米や野菜の袋詰めを行って準備オーケー。

単独相談会はのんびりムードではじまりました。

ほっこり保養に参加したことがあるママ友から紹介されて初めてやって来たお母さんには、冬の北海道の気温や服装、楽しみ方などを丁寧に説明。以前参加してくれたお母さんと子ども達がやって来ると「わぁ~大きくなったね~」とみんなが笑顔になりました。2011年の原発事故当初から北海道に保養に来ていたお母さんが今はおばあちゃんになって「孫と一緒でも参加できますか ?」と相談に来てくれました。

「娘が一足早く大学に合格しました」と報告に来てくれたお母さんもいました。最初に出会った時娘さんは小学校3年生でしたので、そのお母さんとは思い出話が尽きなくて、大震災・原発事故後8年半という歳月をしみじみ感じるひと時でした。

今回の来場者は6組でしたが、スタッフは台風の被災状況も聞かせてもらいながら和やかな相談活動ができました。