2日目 6月26日(水)
< 午後 > 「オオムラサキ館見学」
宿舎に戻る途中で「オオムラサキ館」を見学しました。栗山町に生息する蝶や水辺の生きものたちについて学べる施設です。
北海道に生息する国蝶オオムラサキの北東限に栗山町は位置していて、オオムラサキがいつまでもすみ続けられるように生息環境を守る取り組みを町全体で行っていることをスタッフの方から教えてもらいました。オオムラサキは羽化するのが7月に入ってからなので飼育舎では幼虫とサナギを観察しましたが、羽化したキアゲハが美しく飛んでいました。
< 夜 > プログラム ⑥ 「 木笛づくり」
宿舎に戻り、洗濯機で濡れた衣服の洗濯・乾燥もしつつ、入浴してさっぱりしたころで夕食タイムです。
毎回、ビュッフェ式でご飯をいただきますが、子どもたちはすっかりこの方式が気に入った様子。午後の川下りで沢山エネルギーを使ったのでお腹も空いてみんなよくお代わりをしていました。
午後7時からは木笛づくり。
「昨日体験した薪割りの材料も、今夜の木笛の材料も、みんな午前中に釣りをしたあのハサンベツ里山からでた間伐材を利用しているんだよ」と環境ハウススタッフの西脇さんが説明してくれました。子どもたちは実際に行ってきた場所の具体的なイメージを持ちながら笛作りに挑戦です。1時間を過ぎたころには部屋中にいろんな音色が響き、全員が自分の好きな色のヒモを通した木笛を首から下げて良い記念品が完成しました。
今夜も班会議の前に美味しい栗山メロンで夜のおやつタイムです。
最高のお天気に恵まれ、全員で積極的に沢山のことにチャレンジできた一日でした。
<註> 各プログラムの説明は環境ハウス製作の「自然体験プログラム集」から引用しました。