第5回移動教室2019 『福島県川俣町立飯坂小学校5・6年生北海道宿泊学習』

「川俣町役場訪問 & 保護者向け事前説明会」報告

6月7日に事務局2名で福島県川俣町を訪問しました。折しも川俣町は議会の真っ最中で、わたくし達の到着時には東京電力の賠償問題に関する質疑応答の音声が役場庁舎内に流れていました。

午後5時の議会終了直後に佐藤町長さん、佐久間教育長さん、増賀教育次長さんと懇談しました。
「北海道宿泊学習」の保護者向け事前説明会資料をご覧いただきながら、実施地域となる栗山町の皆さんの全面的なご協力を得て準備が進められている事や地域間交流学習で訪問する栗山町立角田小学校も飯坂小と同じくらいの生徒数であることなどをご報告しました。

町長さんも教育長さんもこの北海道宿泊学習がご縁となって栗山町との良好な関係が生まれた事をとても喜んでおられ、今後とも子ども達の育成のために相互交流を深めていきたいと意欲的に語っておられました。それをお聞きしたわたくし達は、今までの努力が大きく報われるのを感じ大変嬉しく思いました。町長さんは「ぜひ近いうちに栗山町を訪問したい」と仰っておられました。

昨年夏に5回目を数えたサッカー保養交流合宿「キヨマッププロジェクト」の報告集もお渡しして役場にも100部置いていただくことになりました。(受け入れ地域は北海道の岩見沢市栗沢町です)

その後、飯坂小学校にて保護者向け事前説明会を行いました。北海道にやって来る5・6年生は9名ですが、この夜は8名の保護者が参加され、移動教室の相談役をお願いしている福島大学の西崎教授も駆けつけてくださいました。

5・6年生は複式学級で学んでいて全校生徒も50人と小さな学校ですが、その分保護者の方達は和気藹々とした雰囲気でした。8名中3名のお母さんが北海道に行ったことがあると手をあげられ、そのうち1名の方は保養の目的で来道されていました。保護者の方達は終了後もそのまま残って仲良く持ち物についての情報交換をされていたのが印象的でした。

今年の4月に赴任された丹伊田(にいだ)校長先生、担任の鳴川先生、養護の原先生の3名が引率で北海道に来られますが、先生たちも栗山町での野外教育の体験をとても楽しみにされていました。また今回は5カ年計画の最終回となりますので、川俣町の教育委員会からも学校教育課指導主事の佐々木さんが同行されます。

雨煙別の環境教育スタッフの方達や角田小学校さんなど、今年も栗山町の皆様のお力をお借りして、実りある学習の機会を創りあげていきたいと思います。いよいよ今週25日火曜日から3泊4日の「北海道宿泊学習」がスタートです。



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