今日から語り部ふくしま交流会がスタートしました。
原発事故後5年半の節目に、福島の実情を北海道の人々に知っていただくために企画しました。
1日目の今日は、札幌市手稲区の浄土真宗本願寺派「真宗寺」にてお彼岸で集まられた40名近い皆様に、福島県からやって来たお母さん達のお話をじっくり聞いていただきました。
最近、福島県を訪問された方からは、「まるで何か大事なことを隠しているかのように全く普通の雰囲気で、逆に違和感を感じた」という意見が上がりました。
明日は一般市民の方達を対象にした交流会を開催します。
と き:2016年9月23日(金) 18時~20時
ところ:北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W203号室(W棟2階)
(札幌市北区北10条西7丁目)
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1ntMop5Mr3XZR6DcR5K1t0eqwz0c&hl=en_US
報告者:チーム・カタリーナのみなさん
横田麻美さん(福島県郡山市)
高橋多賀子さん(福島県川俣町)
鈴木春美さん(福島県郡山市)
参加費:無料
共同開催:
NPO法人 みみをすますプロジェクト
北海道大学民法理論研究会
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター「一緒に考えましょう講座」
[お問合せ]
NPO法人 みみをすますプロジェクト
電話:090-3390-9946(みかみ)
http://www.mimisuma-sapporo.neytr
◇事前予約はいりませんのでどなたでもいらして下さい。(託児はありません)
◇ 2011年3月11日に起きた東京電力福島第1原子力発電所事故から5年半が経過しようとしています。事故直後から北海道では多くの避難者を受け入れる活動が始まりました。チェルノブイリ原発事故に学んで、汚染のひどい福島県だけでなく栃木県、茨城県その他の地域を含めて子ども達の放射能による健康被害を減らすために、全国各地で保養受け入れ活動がはじまり、それは今もなお続いています。
この夏も北海道では熱心な受け入れ活動が各地で展開されました。この5年余り、私たちは様々な経験を積むとともに、いくつかの課題も浮かび上がってきました。同時に子ども達を送り出す福島側でも問題や課題を抱えています。そこで送り出す側と迎え入れる側の課題や問題点を話し合い、保養や避難移住の取り組みをより良い形に創り上げていくための交流会を企画しました。
語り部活動をされている方達を福島県からお招きし、それぞれの5年間の個人史を語っていただきながら、原発事故被災地側のリアルな現実をみなさんと共に考えてみたいと思います。