福島県外で隣接する原発事故被災地・汚染地帯の現状について、また、放射性廃棄物の最終処分場問題について、現地の市民団体や自治体と情報交換・意見交換をして、今後のあるべき活動についていっしょに考えていきたいと思います。
放射能汚染には県境など関係なく、栃木県地方も広く汚染されているのはもちろん、北部はとくに深刻です。そのため、栃木県内から出る高濃度の放射性廃棄物の処分場問題も生じています(塩谷が候補地となったことで、現地では大問題になっています)。
また、保養や健康調査などの活動は、県境の壁(行政の壁であり人々の思考の壁である)に遮られて、ひじょうに遅れています。この状況に、全国の団体はどのように取り組むことができるのか。地元の方々、「とちの実保養応援団」のみなさんや、塩谷町のみなさん、塩谷町周辺の栃木のみなさんと協力して、いっしょに考えていきたいと思います。
[お問合せ] 090 – 5302 – 0162(とちの実保養応援団 岩間)
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栃木県の塩谷町は、放射性物質を含む「指定廃棄物」(1kg8000ベクレル以下)の最終処分場の建設地として2014年7月に栃木県の候補地に指定され、住民の方々が反対の声をあげておられます。今年の参院選関連で東京新聞に以下の記事がでました。
(1)http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201607/CK2016070202000177.html
(2)http://goo.gl/VZ2lVb