日時:2016年2月6日(土)13:30〜17:00
会場:「ラコパふくしま」5F会議室(福島市仲間町4−8)
福島市で開催された「春のほよ~ん相談会」の報告です。
来場者数は84組(200人ほど)で、福島市、郡山市、伊達市、二本松市、川俣町、国見町、宮城県丸森町からでした。
「チラシで初めて保養というものを知った」「保養にまだ一度も行ったことがない」という方達が全体の35%くらい。
特に保育園や幼稚園の若いお母さん達からは「震災後に結婚して子どもを産んでから初めて放射能の存在を不安に思うようになった」という声が複数から上がっていたのが印象的でした。震災・原発事故から5年。チラシ配布の効果もあって相談会がそうした若いお母さん達の不安に向き合う場になっているとこの活動の意義や必要性を再確認させられました。
北海道の各ブースには夏休みの保養を考えている方達が途切れず相談にみえましたので、北海道の受け入れ活動の役割は今後も大きいと感じています。
今回も先着100名に北海道と山口県の野菜、長野県のリンゴがプレゼントされ来場者に喜んでいただきました。
相談会終了後は関係者30名くらいで熱心な「ふり返り」を行い、各ブースで対応した相談内容を全体でも共有しました。
ブース参加数は20団体で春としてはいつもより多く、保養相談が中心でしたが移住の相談や健康相談などへの対応もありました。
次回「夏の相談会」は6月を予定。
主催のうけいれ全国では3月早々に福島県内にて会議を持ち、開催日程や開催地を決め、またボランティアメンバーで準備がスタートします。